農業の労働者不足、解決には18.6万人の外国人労働者が必要

【プトラジャヤ】 チャン・フーンヒン副農業食糧安全相は、全国の農業部門で起きている労働者不足問題を解決するためには、18万6,000人の外国人労働者が必要との考えを明らかにした。


 15日に実施された農産食品業界における外国人労働者雇用に関する特別説明会に出席したチャン副大臣は、これまで「労働力再正規化プログラム2.0(RTK2.0)」には、農業部門向けに計3,000人の外国人労働者が登録し、需要を一部充足することができたと説明。その上で、農業食糧安全省は関連機関、特に人的資源省や出入国管理局と協力して、農業部門で起きている労働力不足の問題に対応しているとした。


 チャン大臣は、RTK2.0は農業分野における増産に寄与したとしたものの、外国人労働者の雇用は短期的な解決にしかならないと強調。十分な雇用機会と収入を生み出す機会を創出し、地元民、特に若者の農業への参加を促したいとした。
(ザ・スター、2月16日、エッジ、2月15日)