KLIAでの駐在員ビザステッカー発給、20日より対象を拡大

【クアラルンプール】 新たにマレーシアに赴任する外国人駐在者を対象とした、空港でのビザ・ステッカー発給について、対象が20日付けで拡大される。新たに対象となるのは、雇用パス(就労ビザ)のカテゴリー3(月収3,000ー4,999リンギ)と専門職訪問パス(PVP)。
マレーシア出入国管理局駐在者サービス課(ESD)がクアラルンプール新国際空港第1ターミナル(KLIA1)に設けているESDサテライトセンターで発給が行われる。今回対象が広がったことで、KLIA1でのビザ・ステッカーの発給対象ビザは、▽雇用パス(カテゴリー1、2、3)▽駐在員扶養家族パス(カテゴリー1、2)▽長期社交訪問パス(LTSVP) (カテゴリー1、2)▽専門職訪問パス(PVP)ーーとなった。いずれも新規パス発行時のみで、ビザ更新の場合は、郵便サービスのポス・マレーシアによるステッカー配送となる。
ESDサテライトセンターが2021年11月にKLIA1に設置されるまでは、海外で出入国管理局の承認書を取得した駐在員に30日間の特別パスが与えられ、その期間内に雇用主が出入国管理局に予約した上、指定日時に改めて出向いてビザ・ステッカーを受領しなければならず、また、駐在員は出入国管理局からビザ・ステッカーが発行されるまで働くことができなかった。
(ヒューマン・リソーシズ電子版、2月16日)