昨年の新卒就職率、90.2%に上昇=教育相

【クアラルンプール】 カレド・ノルディン高等教育相は、2022年の新卒者の就職率が前年の85.5%から90.2%に上昇したと明らかにした。
国会質疑で新卒者の就職状況について問われたカレド大臣が書面で回答したところによると、特にエンジニアリング・製造・建設分野での就職率が高く92.7%となり、人数にして7万2,611人の新卒者が就職した。そのほか、情報通信技術分野でも91.9%(就職者数1万9,192人)、自然科学・数学・統計分野では90.2%(同1万2,294人)、教育分野では89.9%(同1万5,848人)、ビジネス・総務・法務分野では89.3%(同7万6,559人)と就職率が高かった。
カレド大臣は、これらのデータについて、高等教育省が学生が教育課程を修了してから6カ月内の状況を追跡調査した公式データであると説明した。
(エッジ、5月23日)