外国人知識労働者向け雇用パス、申請プロセスを迅速化

【プトラジャヤ】 ラフィジ・ラムリ経済相は5月31日、外国人知識労働者向け雇用パス(EP)の申請プロセスを迅速化し、発行までの期間を従来の約80日から20ー22日に短縮すると発表した。


 ラフィジ大臣によると、先に開催されたビジネス促進特別タスクフォース (Pemudah) 会議において、申請窓口を一本化する決定がなされた。その第一段階として、人的資源省傘下の人材公社タレント・コープが「エクスパッツ・ゲートウェイ」システムを開発し、6月15日よりプロセスの迅速化を開始する。具体的には、EP申請・承認日数を現状の30日から5日に短縮する。また、マレーシアでは国民の雇用が優先されるため、外国人の前にまずマレーシア人の採用を検討し、求人広告を出す必要があるが、そのマレーシア人向け求人広告の掲載期間も30日から14日に短縮する。


 第2段階として、マレーシア・デジタル経済公社(MDEC)やイスカンダル地域開発庁(IRDA)などの機関が、8月15日までに既存システムを新システムに統合する。新システムは、新規申請と更新申請の双方に対応している。


 ラフィジ大臣はまた、外国人労働者への依存軽減に向け、清掃業の契約形態の変更も決定したと述べた。現状、清掃請負業者は労働者の人数ベースでの契約を行っているため、外国人労働者を大量に雇用する必要があるが、人数ではなく実績に基づく成果報酬型契約に変更することで、少数精鋭化や清掃設備の高度化が実現でき、低スキル・労働集約型から、高スキル・技術主導型の産業に変われるとした。新契約はプトラジャヤなどで試験導入し、その結果に基づき、全国展開していくとしている。
(ザ・スター、6月1日、フリー・マレーシア・トゥデー、マレー・メイル、エッジ、ベルナマ通信、5月31日)