オンライン求人広告、第1四半期は32.9%増加

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局が発表した雇用市場に関する統計によると、第1四半期のオンライン求人数は21万1,509件で、前年同期比で32.9%、前期比で3.5%共に増加した。
採用活動を行っている企業数は、5万5,006社だった。
職業別では、専門職が全体の47.9%を占めて最も多く、10万1,214件となった。それ以下は▽技術・準専門職(17.5%)▽管理職(13.8%)▽事務支援員(8.7%)ーー。一方で応募数が多かったのは広告・マーケティング専門職、社長・最高経営責任者、会計・監査、管理補佐、ソフトウェア開発者だった。
産業別でオンライン求人数が多かったのは卸売・小売で、3万5,956件。2番目が製造(2万1,499件)、3番目が専門・科学・技術(1万3,852件)、4番目が金融・保険・タカフル(イスラム保険)(1万3,326件)、5番目が建設(1万1,877件)となった。
州・地域別ではクアラルンプールが6万2,727件で最も多かった。これにセランゴール州(3万9,990件)、ジョホール州(1万2,150件)が続いた。なおペナン州は7,278件、サラワク州は4,494件だった。