52%が積極的に転職活動を実施=マイケルペイジ調査

【クアラルンプール】 人材仲介の英系マイケル・ペイジ・マレーシアが実施した調査によると、マレーシア人就業者の52%が「現在、積極的に転職先を探している」、12%が「6カ月以内に転職活動を開始する」と回答し、多くの人々が新しいキャリア機会を検討することに前向きであることがわかった。
調査「マイケル・ペイジ・マレーシア・タレント・トレンズ2023」は、1,453人の就業者を対象にして実施された。調査参加者の60%が新型コロナウイルス感染拡大後に転職し、昨年転職した10人中9人は、更なる転職を考えていることも明らかになった。
マイケル・ペイジ・マレーシアのニック・チャンバース社長は、マレーシアの就労者の95%が転職を検討することに前向きであるとし、現在の仕事に幸せを感じていても、新たなキャリアの可能性を模索するだろうと指摘。マレーシアの従業員は、より魅力的な給与を得られ、柔軟性があり、キャリア成長もでき、持続可能性や多様性、公平性などがある全体的に良好な条件・待遇を得られる仕事を求めているとした。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、8月2日、マレー・メイル、8月1日)