第2四半期の労働需要、2.4%増の822.7万人

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局が発表した雇用統計によると、2023年第2四半期の労働需要が882.7万人となり、前年同期比で2.4%、前期比で0.2%増加した。
内訳は半熟練労働者が62.4%、熟練労働者が25.0%、非熟練労働者が12.6%だった。産業別では、サービス業が457.7万人で最も多かった。それに▽製造業(242.9万人)▽建設業(125.9万人)▽農業(48.2万人)▽鉱業・採掘業(8.0万人)ーーが続いた。
求人のうち定数を満たしたのは863.7万人(前年同期842.7万人)で、労働需要における割合は97.9%となった。内訳は半熟練労働者が62.5%、熟練労働者が25.0%、非熟練労働者が12.5%だった。産業別ではサービス業が455.0万人で最も多かった。
未充足求人数は19.0万人(前年同期19.1万人)で、労働需要における割合は2.1%だった。半熟練労働者が55.2%、熟練労働者が25.9%、非熟練労働者が18.9%をそれぞれ占めた。
雇用創出数は3.2万人で、前年同期の2.9万人から増加。半熟連労働者が59.6%、熟練労働者が29.4%、非熟練労働者が11.0%だった。
同統計は、農業、鉱業・採掘業、製造業、建設業、サービス業の民間部門を対象に実施した調査をまとめたもの。