2022年の平均月給、前年比5.8%増の3212リンギ

 

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局(DOSM)が発表した「2022年給与賃金調査報告書」によると、同年の平均月給は、前年から5.8%増の3,212リンギ、中央値も7.7%増の2,424リンギだった。


 給与労働者数は前年比2.4%増の995万人。男性の平均月給は前年比5.7%増の3,262リンギ、女性は5.8%増の3,140リンギ。中央値では男性が前年比7.7%増の2,493リンギ、女性が7.3%増の2,301リンギだった。


 産業別では、鉱業・採石業の平均月給が最も高く5,247リンギで、中央値は4,268リンギだった。それに▽サービス業(平均値3,416リンギ、中央値2,630リンギ)▽製造業(平均値2,813リンギ、中央値2,205リンギ)▽建設業(平均値2,535リンギ、中央値1,839リンギ)▽農業(平均値1,927リンギ、中央値1,504リンギ)ーーが続いた。


 地域別の平均月給は都市部が3,351リンギ、地方が2,393リンギ、中央値がそれぞれ2,596リンギ、1,580リンギとなった。


 州・直轄地別で最も平均月給が高かったのはプトラジャヤで、4,666リンギだった。中央値は3,916リンギだった。それに▽クアラルンプール(平均値4,207リンギ、中央値3,276リンギ)▽セランゴール州(平均値3,737リンギ、中央値3,194リンギ)ーーが続き、首都圏がトップ3を占めた。最も平均値が低かったのはクランタン州で2,653リンギ、中央値は1,681リンギだった。