失業率が低下傾向、若者の求職傾向変化で=人的資源相

【アローガジャ】 V.シバクマル人的資源相は、2022年第4四半期に3.6%だった失業率が、2023年第1四半期には3.5%に低下し、失業率が低下傾向にあると明らかにした。
失業率が低下した理由についてシバクマル大臣は、特に近頃、若者の求職傾向が大きく変わったことが影響していると説明。新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大以降、多くの人が職を失い、自分の趣味やスキルに合った雇用機会を求めるようになったため、就職活動の傾向は変化したと述べた。その一方で、政府は40歳以上の求職者を支援するために様々な取り組みを実施したという。
全国雇用ポータル「マイ・フューチャー・ジョブズ」のデータによると、2022年から2023年9月までに全国で45万5,350人の求職者が就職した。
外国人労働者について、シバクマル大臣は、依存軽減のために努力を続けており、人的資源省傘下の機関では、重要な分野でマレーシア人を採用することに重点を置いているとし、雇用主に対しても、マレーシア人の雇用に注力するよう呼びかけているとした。
(ザ・スター、10月8日)