リモートワークのランキング、マレーシアは世界41位=調査

【クアラルンプール】 サイバーセキュリティのノードレイヤーがまとめた、リモートワーク(オフィスから離れた遠隔地で働く勤務形態)の世界ランキング、「グローバル・リモートワーク指数(GRWI)」でマレーシアは41位にランクされた。
▽サイバー上の安全性▽経済の安全性▽デジタル・物的インフラ▽社会の安全性――の4項目を比較し、順位を決めたもので、108カ国が対象。1位から5位は、デンマーク、オランダ、ドイツ、スペイン、スウェーデンで、アジアから韓国が17位、日本が22位にランクされた。
マレーシアは経済の安全性のうち、観光面の魅力で10位と高評価だった。サイバー上の安全性の順位は22位で、うちサイバーセキュリティのインフラは7位、法的措置は3位だった。社会の安全性の評価は72位と低かった。
域内でマレーシアより上位だったのはシンガポールで総合28位。世界でも屈指のデジタル・物的インフラ、行政の電子化、英語がよく通じる点が高得点につながった。タイは49位、ベトナムは59位、フィリピンは68位、インドネシアは75位となった。
(エッジ、10月18日)