世界人材競争力指数、マレーシアは42位

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 インシアード(INSEAD)は7日、「2023年度版世界人材競争力指数(GTCI)」を発表。マレーシアは134カ国・地域中42位となった。東・東南アジア、オセアニア地域では8位だった。


 INSEADは、人材の「活用」、「魅力」、「開発」、「維持」、「基礎・職業専門スキル」、「グローバルな知識スキル」の6つの主要指標に基づき、評価、ランク付けした。


 マレーシアは、「グローバルな知識スキル」では34位となったが、「魅力」で71位、「維持」で66位となったことが響いて、42位となった。


 トップはスイス、2位はシンガポール、3位は米国、4位はデンマーク、5位はオランダだった。


 アジアからは、韓国が24位、日本が26位、中国が40位、ブルネイが41位となり、マレーシアよりランクが高かった。その他は、ベトナムが75位、タイが79位、インドネシアが80位に入った。最下位はチャドだった。