バングラデシュ労働者虐待、チェラスの建設会社に法的措置

【ペタリンジャヤ】 バングラデシュ人労働者約100人が昨年11月にマレーシアに到着して以来、雇用先の建設会社から職を与えられないまま放置され苦境に陥っており、政府はこの会社に対して法的措置をとるとしている。
外国人労働者の権利を守る活動を行っているアンディ・ホール氏によると、彼らは「高賃金の仕事がある」という触れ込みでクアラルンプール(KL)チェラスの建設会社に採用され、斡旋手数料その他の経費費1万9,500ー2万1,700リンギを借金して支払ったが、実際は仕事や収入のない状態に追い込まれた。劣悪な宿泊施設や食事しか与えられないなど、肉体的・精神的虐待を受けており、パスポートも没収され、借金の返済が難しい状態にあるという。
英字紙「フリー・マレーシア・トゥデー」が本件を報じた後、外国人労働者を管轄する内務省と人的資源省が26日に共同声明を発表。両省による調査の結果、建設会社はシャリカット・ペンビナアン・リコラーで、昨年11月にバングラデシュ人93人を受け入れていたことが判明したと発表した。
両省は、同社に対し、賃金未払いやパスポート没収、宿泊施設の最低基準を満たしていないことなどが法律に違反しているため法的措置をとり、外国人労働者の割り当ても取り消すと言明。被害に遭ったバングラデシュ人全員がプトラジャヤの入国管理局で保護を得るための手続きに入ったとしている。
(ザ・スター電子版、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、2月26日、フリー・マレーシア・トゥデー、2月25日)


