パーム油産業、外国人労働者不足で79億リンギの輸出損失

【クアラルンプール】 ジョハリ・アブドル・ガニ農園一次産業相は、パーム油セクターにおける約4万人の外国人労働者不足が収量に大きな影響を及ぼし、推定79億リンギの輸出の損失につながっていると述べた。


 2月28日の下院議会質疑の中でジョハリ氏は、パーム油がマレーシアで最も輸出される商品であることからも、アブラヤシ農園には労働力不足を座視する余裕はないと強調した。労働者1人が1日1トン、年間260日間アブラヤシ果実を収穫できると仮定すると、4万人の労働不足で79億リンギの損失になるという。


 ジョハリ氏は、内務省と人的資源省が農園セクターを除いて外国人労働者のマレーシアへの入国を凍結していると説明。

「我々が現在直面しているジレンマの一つは、マレーシアに来る外国人労働者が主に製造業やサービス業を望んでおり、農園で働くことを望んでいないことだ。だが我々は、彼らに農園での就労を検討するよう説得する努力を続けている」 と述べた。


 ジョハリ氏によると、2013年から2023年までのマレーシアの粗パーム油(CPO)の平均輸出量は1億8,427万トンで、同時期の粗パーム核油(CPKO)の輸出量は220万トンだった。また、CPOのバルク輸出量は、同期間に1億5,500万トン、年間平均1,800万トンに達したのに対し、非バルク輸出量は2,927万トン、年平均266万トンだった。
(フリー・マレーシア・トゥデー、エッジ、2月28日)