外国人労働者クオータ、凍結解除は検討せず=人的資源相

【クアラルンプール】 スティーブン・シム人的資源相は26日、外国人労働者クオータ(受け入れ枠)に関する下院での質問に対し、労働力の15%という第12次マレーシア計画(12MP、対象期間;2021ー25年)で設定した目標にほぼ達しており、現時点でクオータ凍結は解除しないと述べた。出入国管理局によれば、15日時点の外国人労働者数は217万人。


 不法滞在者を合法化する第2回労働再調整プログラムは6月末が期限で、また企業が採用した外国人のマレーシア入国期限は今月末。これらの結果を見てから、新たな受け入れ枠の設定が必要かの検討に着手するという。企業に配分されたものの、利用されていない枠も政府は検討材料に含める。未利用枠は、労働力を真に必要としている、経済波及効果の大きい部門に流用する。


 シム氏は、人的資源省と内務省の合同委員会が外国人採用手続きの改善に取り組むことを決めたことも明らかにした。現行制度では外国人労働者の募集・採用に29カ月かかるが、これを15カ月に短縮する。クオータ凍結を解除する際にこの方式に移行する。
(ザ・スター、3月27日、エッジ、ビジネス・トゥデー、3月26日)