マレーシア国民、半数が雇用喪失を懸念=ランスタッド調査

【クアラルンプール】 人材サービスのランスタッド・マレーシアが行った調査で、経済変化が雇用に与える影響が懸念されていることを背景に、マレーシア人の2人に1人が失業を恐れており、特にZ世代(59%)とミレニアル世代(57%)でその傾向が強いことが分かった。
同社の「ワークモニター・リサーチ2024」は、マレーシア在住の被雇用者および求職者517人を対象に、▽モチベーションと向上心▽柔軟性▽公平性と理解▽人工知能(AI)とスキル――という4つのテーマについて、キャリアに対する期待や経験について調査したもの。マレーシア人の2人に1人は、「キャリアアップの機会がなければ仕事を辞める」と回答、また3人に1人が「将来的にスキルを発揮できる場が提供されなければ仕事を辞める」と答えた。一方、55%は、「昇進や発展の余地がなくても、現在の職務に満足していれば、その職務にとどまる」と回答した。
現在または将来の仕事を考える際に最も重要な要素としては、「ワークライフバランスと給与 (共に94%)」を指摘する回答が最も多く、「健康保険と医療手当 (90%)」、「労働時間の柔軟性(89%)」、「雇用の安定(88%)」、「メンタルヘルスのサポート(87%)」と続いた。
ランスタッド・マレーシアのカントリー・ディレクターであるファハド・ナエーム氏は、「回答者の5人に2人が今の職場に満足しており、キャリアアップは望んでいない。Z世代(44%)とミレニアル世代(43%)が最もその傾向が強い」と述べた。
(マレーシアン・リザーブ、マレー・メイル、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、4月16日)


