「外国人人材が魅力を感じる都市ランキング」KLは26位に

【クアラルンプール】 アジアでオンライン求人サイトを展開するジョブストリートの「外国人人材が魅力を感じる都市ランキング」によると、クアラルンプール(KL)は今年26位となり、昨年の18位からランクダウンした。アジアの都市の中では、シンガポール、東京、バンコク、北京に次いで5番目となった。


 KLを選んだ理由として、60%が「就職機会の質の高さ」を挙げており、「経済的なメリット」(53%)、「生活の質の向上」(49%)が続いた。


 「外国人人材が移住したいと思う国ランキング」でも、マレーシアは昨年の19位から21位へとダウンした。マレーシアへの移住に興味を示した回答者のほとんどがアジア太平洋地域の人々で、インドネシアとシンガポールがそれぞれ11%を占め上位となった。ジョブストリートは、「文化的包括性やマレーシア人の親しみやすさといった文化的要因も、グローバル人材を惹きつける上で重要な役割を果たしている」と分析している。


 一方、マレーシア人の65%が「海外での就労を希望している」と回答した。東南アジア平均は68%、世界平均は63%だった。マレーシアの回答者の70%は若く、65%は高学歴であり、学生や先端技術分野の技術者の海外就労意欲も高いことから、頭脳流出につながる恐れがあるという。


 マレーシア人が移住したい国はオーストラリア(31%)、シンガポール(30%)、英国(14%)、ニュージーランド(11%)、日本(10%)が上位を占めた。移住期間については、「未定」が29%、「3年以上」が24%、「1年未満」が8%となった。海外移住を希望する理由は、「経済的理由」(76%)が最も多く、東南アジアの平均(64%)を大幅に上回った。


 「外国人人材が魅力を感じる都市ランキング」は、ジョブストリートが米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、グローバル人材採用のベルギー企業ザ・ネットワーク、求人サイトの独ステップストーン・グループと共同で年に1度実施する調査に基づくもので、2024年版では180カ国以上の15万人以上を対象に調査を実施した。
(フリー・マレーシア・トゥデー、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ベルナマ通信、6月6日)