新規求人の43.3%、給与が上昇=ジョブストリート

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 インターネット就職斡旋会社、ジョブストリート・マレーシアが発表した2022年度の給与調査報告書によると、昨年掲載された新規求人の43.3%の給与が上がった。37.9%は下がり、18.9%が横ばいだった。
同報告書は、2021年第1ー第3四半期にかけて収集したデータを前年同期と比較したもの。職種別の平均昇給率は3.2%となり、最も給与が上がったのは、「教育・職業訓練」でそれに「コンピュータ・IT」、「総務事務・人事」が続いた。最も給与が下がったのは「製造」、「芸術・メディア・広報」、「エンジニリング」、「建設」だった。
産業別の平均昇給率は9.5%で、「公共サービス」が最も給与が上がった。それに「教育」、「消費財」、「輸送」産業が続いた。最も給与が下がったのは「通信サービス」で、それに「石油・ガス」、「メディア」の順となった。
中小企業で最も給与が上がったのは「衣類・繊維」産業で給与の中央値は20%上昇した。
地域別で最も給与が上がったのはセランゴール州のシャアラム・スバンだった。2番目がジョホール州ジョホールバル、3番目がクアラルンプールとなった。