ネクスグラム、外国人労働者向け検査・隔離管理サービス提供へ

【クアラルンプール】 医療機器のネクスグラム・ホールディングスは9日、マレーシア雇用斡旋業者協会(PAPA)の会員企業に対し、外国人労働者受け入れ時の新型コロナウイルス「Covid-19」スクリーニング検査や隔離管理サービスの提供を開始すると明らかにした。
 孫会社のアソシエイト・パートナーズ・ラボラトリーズ(APLSB)を通じ、PAPAと覚書(MoU)を締結した。APSLBは、医療検査・分析サービスやバイオテクノロジー研究・実験を行なう企業で、ネクスグラムの子会社Nメド・バイオサイエンスが100%株主となっている。
 ネクスグラムがブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に宛てた声明によると、APSLBはMoUに基づき、マレーシアに入国した外国人労働者に対し、▽隔離管理(空港から検疫所までの隔離状態の確保)▽空港入国プロセスの管理(空港から検疫所までの輸送を含む)▽検疫所の入退去管理(雇用主または人材紹介会社への引き渡しを含む)ーーを実施する。
(エッジ、3月9日)