非公式経済就業者人口、2021年は130万人=統計局

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局の発表によると、非公式(インフォーマル)経済の就業者(農業を含む)が2021年に130万2,800人となり、2019年の125万人7,340人から増加した。
 統計局がマレーシア人と外国人を対象に都市部と農村部を含む全国で世帯調査を実施し、15ー64歳の非公式経済就業者の性別や年齢、教育、職業などを調べた。
 男女別では、男性が55.6%を占め2019年から比率が0.7%下がり、女性が44.4%となった。 都市部が95万9,900人となり2019年から0.8%増加し、農村部では34万2,900人で、4.9%増加した。
 州・地域別ではセランゴール州が最も多く25.0%、次いでサバ州が12.7%、ジョホール州が10.5%を占め、ペルリス州が0.7%と最も比率が低かった。
 産業別ではサービス業が最も多く67.5%となった。2番目に多かったのは製造業で19.1%、それに建設業(13.4%)、鉱業・採石業(0.1%)が続いた。
 教育は中等教育修了者が最も多く61.3%。初等教育が18.2%、高等教育が15.8%となった。正式な教育を受けていない労働者は4.6%だった。

非公式経済就業者(Informal Employment)とは?

公式統計に表れにくい露天商や自転車タクシーの運転手、建設現場の労働者、靴磨き、行商など。
または、企業から賃金収入を得る労働者のうち、労働法や社会保障制度により保護されない労働者。勤め先の企業がフォーマル企業かインフォーマル企業かは問わない。フォーマル企業に勤める賃金労働者であっても、社会保険料を(企業と共同で)支払っていない場合は非公式経済就業者となる。また、社会保障の対象でない家事労働者(有給)もこのカテゴリに含まれる。