製造業者連盟が工場の稼働再開を求める、競争力を低下を懸念

【クアラルンプール】 
マレーシア製造業者連盟(FMM)は、行動制限令(MCO)期間中は工場が稼働できない状態にあることから、グローバル・サプライチェーンで競争力を失う可能性があるとの懸念を表明。
政府に対して稼働を認めるよう求めた。

 FMMの北部地域支部のオーイ・エンホック支部長は、感染者が急増していることから、MCOは延長される可能性が高いと予想。
その上で、環境や健康、安全性を高め配慮した上で、製造業の稼働を認めるべきとの見解を示した。
今の状態からパラダイムシフトをしないと、コロナウイルスが収束した時に、政府財政の破綻や工場の閉鎖、沢山の失業者が待っている可能性があるとした。

 今後も工場での稼働再開が認められない場合は、中国や台湾、シンガポール、韓国への工場に製造を移管する可能性があると指摘。
マレーシアの経済のバックボーンは工場と中小企業であると述べた。
現在は工場の70%、中小企業の80%が稼働できない状態にあると言明。
人々の健康を考量することは大切なことだが、製造業者は時代の先を引く必要があると述べた。

 オーイ支部長はコロナウイルス が流行する前のマレーシアの失業率は3%程度だったが、最新の予想では15%となると見込まれているとして懸念を示した。
(ザ・サン、4月6日)