第2四半期の業績予想指数が改善、37.8%が売上増加を予想

2019年6月3日

 統計局の発表(速報値)によると、2019年第2四半期のビジネス業績予想指数は+2.8%で、前期の−2.2%からプラスに転じた。

業績予想指数は、マレーシアの様々な分野のビジネス環境の短観指標で、四半期ごとにマレーシアの工業、建設業、卸売・小売業、サービス業の主要企業465社を対象に行った調査結果をまとめたもの。 

セクター別で最も業績予想指数が高かったのは、サービス業で+20.8%で、前期(+5.9%)から改善した。前期に−8.2%だった卸売・小売業は+6.7%に転じた。工業は−6.7%で、前期の−3.6%から悪化。建設業は−9.3%で、前期の-18.9%から改善した。 

売り上げ予想に関する調査では、調査対象企業の37.8%が、売り上げが「増加する」と回答。15.7%が「減少」、46.5%が「変わらない」と答えた。 

従業員数については、80.1%が「現状を維持する」と回答。12.7%が「増加」、7.2%が「減少」すると回答した。

6カ月間(4—9月)の業績予想指数は+14.2%で、前回調査(1—6月)の+0.6%を上回った。サービスが30.5%、卸売・小売は13.4%、工業は7.3%のそれぞれプラスだったが、建設は2.3%のマイナスだった。 

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