首都圏MRT1号線、1日当たりの利用者が20万人を突破

クアラルンプール(KL)首都圏の大量高速輸送(MRT)1号線(スンガイブロー—カジャン線)の平日の利用者数が1日当たり20万人を突破。2017年7月に全線開通してからわずか2年で軽便鉄道(LRT)アンパン線と同程度に達していることが分かった。

MRT1号線の8月の利用者数は1日当たり20万8,000人で、開業年の2017年8月の13万1,000人から大幅に増加。7月のLRTアンパン線の20万9,000人に迫った。アンパン線も2016年7月の18万6,000人から大幅に増加した。

ラピッドKLが管理する首都圏の鉄道の中ではLRTクラナジャヤ線の利用者が最も多く、7月は32万6,000人だった。2016年7月の25万人から大幅に増加した。

2018年12月に発売されたラピッドKL管理下の鉄道やバスが無制限に利用できる100リンギの月間パスも利用者増に寄与したとみられる。

公共交通機関利用者増にともない駅に接続する不動産開発計画が進んでおり、チェラスの「マジェスティック・マキシム」プロジェクトはMRTタマン・コンノート駅への専用通路を建設中。「パビリオン・ダマンサラ・ハイツ」もプサ・バンダル・ダマンサラ駅と接続する予定だ。現在、MRT2号線とLRT3号線の建設が進められている。

(ザ・スター、10月21日)

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