専門職者は技能向上を重視、ヘイズ社会人調査

【クアラルンプール】マレーシア人専門職者のほとんど(94%)は技能向上が重要と考えていることが、英系人材紹介のヘイズの調査で分かった。
ヘイズは昨年2月と9月、アジア5カ国・地域(中国、香港、日本、マレーシア、シンガポール)で働く9,000人余りの社会人を調査。未来の職場づくりの中核となる要素について質問した。マレーシアの学習・技能向上意欲はパンデミックで強化されたという。
マレーシアでは64%が、訓練の強化、技能開発機会の拡大は未来の職場づくりに貢献すると回答した。
ウイルス禍発生後、どのような技能向上、技術開発の機会が重要になったかとの質問では、デジタル技能開発を挙げたのが89%、新しい技術の習得が83%、オンライン学習の機会が78%、リモート環境のチームにおけるリーダーシップ研修が73%、新入社員受け入れのためのオンラインオリエンテーションが69%だった。
自分が持つ技術はこの先2 3年有効と思う、との回答は42%と国・地域別で最も高い。これには技術的能力だけでなく、対人的な交渉・意思疎通などをうまく行えるソフトスキルも含む。
(エッジ、1月5日)