郵便労組、傘下に宅配便の労組設立を計画

【クアラルンプール】 郵便サービスのポス・マレーシアの従業員が組織するポス・マレーシア郵便職員組合(UPUS)は、UPUSの下部組織となる宅配便の従業員のための加盟労働組合を結成する計画だ。
UPUSのイスマイル・アリ組合長は、マレーシアには109の登録宅配会社があるが、そのほとんどに従業員を代表する組合がないと指摘。1959年労働組合法第10条に基づき、郵便配達職員及び宅配便従業員にそれぞれの職場における労働組合を代表させるよう手配すると述べた。
イスマイル組合長の発言は、先ごろ発生した宅配会社、J&Tエクスプレスで発生した労使間のトラブルを受けたもの。J&Tエクスプレスのペラ州イポーの配送ハブでは先ごろ、賃金がカットされたと誤解した職員数人が顧客の小包みを乱暴に放り投げる動画が拡散。後日、誤解だったことが分かり職員が会社と顧客に謝罪する動画が流れた
(フリー・マレーシア・トゥデー、ベルナマ通信、2月8日)

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