外国人労働者の感染検査義務づけ、3月末が期限=人的資源相
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 M.サラバナン人的資源相は10日、外国人労働者の雇用者に対し、3月31日までにすべての外国人労働者に対する新型コロナウイルス「Covid-19」スクリーニングを終えなければならないと言明した。
一時就労パス(Temporary work pass)を保有している外国人労働者に対する強制スクリーニングは2月2日に開始され、当初は2月28日が期限だったがさらなる猶予が必要だとして1カ月延長された。期限までに実施しない場合には一時就労パスの更新を認めないとしている。
サラバナン氏によると、社会保障機構(SOCSO)に登録されている170万人の外国人のうち100万人以上がスクリーニングを受けた。
外国人労働者に対する強制スクリーニングは当初レッドゾーンに分類されていた6州限定で開始されたが、感染拡大防止に効果があったことから全国に拡大した。
(ベルナマ通信、3月10日)