69%がワクチン接種進むまで在宅勤務を希望=ランスタッド

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 人材紹介のランスタッド・マレーシアが発表した上半期の「ワーキングモニター」の調査結果によると、マレーシア人回答者の69%が新型コロナウイルス「Covid-19」感染症のワクチン接種が広く進むまでは在宅勤務(WFH)を希望すると答えた。
シンガポールの回答率は67%、台湾は48%、中国は45%で、マレーシアの回答率は域内で最も高かった。
またマレーシア人回答者の73%は、「同僚がワクチン接種を終えるまで、職場を安全だとは感じることができない」と回答し、シンガポールの61%を上回った。新型コロナの感染拡大が続く中、出社をした回答者のうち55%が「感染リスクを常に感じていた」と回答。また59%が「自身が感染し家族へ移す可能性に絶えずストレスを感じたため、生産性の低下を感じた」と答えた。
会社での取り組みについては、47%が「雇用主が従業員に対してワクチン接種を受けるように勧告した」と回答。また64%が「雇用主が従業員に出社することを望んでいる」、49%が「自身の業務はリモートでできない状態にある」と答え、出社を余儀なくされている従業員が多いことがわかった。
同調査は2021年3月に世界34カ国・地域で実施された。各国の400人以上から有効回答を得た。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、8月17日)
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