セランゴールの失業率は4.4%、失業者は16万5千人

【シャアラム】 セランゴール州では今年6月時点で失業率が4.4%となり、16万5,000人が失業した。パンデミックの影響によるもの。2019年の失業率は2.9%だったが、2020年にはやはりパンデミックの影響で失業率が4.5%まで上昇していた。
 セランゴール州青年スポーツ人材開発委員会のモハド・カイルディン・オスマン委員長は、州政府は失業問題に対し対策を講じており、その一環として10月23日から11月27日までキャリアフェア「セランゴールワーキングツアー2021」をオンラインとオフラインのハイブリッド形式で実施すると述べた。200社が参加し、投資促進機関インベスト・セランゴールの協力の下、航空宇宙産業を中心に、サービス、製造、電子機器、経営などの分野で合計2万5千件の求人を紹介していく。オフラインでは、セランゴール州内の▽シャアラム▽クアラ・セランゴール▽クアラ・クブ・バル▽フル・ランガット▽ペタリンーーの5地域・6会場で順次開催。セランゴール州の求職者は、ウェブサイト(http://www.selangorbekerja.com.my/)より登録することで参加できる。
(フリー・マレーシア・トゥデー、10月12日)