64%のマレーシア企業が臨時雇用を実施=調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 人材ソリューションサービスのパーソルケリーが企業を対象に実施した臨時雇用に関する調査によると、人手を確保するための手段としてマレーシアでは約64%の企業が臨時雇用を実施していることが分かった。これに次いで多かったのは社員訓練(58%)で、42%が報酬やインセンティブを引き上げると答えた。
 「2022年度版アジア太平洋人材インサイツ・リポート」はアジア太平洋12カ国・地域の1,112社を対象に行ったもので、マレーシアでは臨時雇用を行ったことがある企業の44%が向こう2年内に臨時雇用を15%以上増やすと回答した。臨時雇用者の調達方法については、「社内採用・紹介・求人広告」が65%で最も多く、「人材派遣業者」を利用するという回答は50%あった。また41%が「特定の職務内容に関してアウトソーシングを行っている」と回答。35%が「小規模なプロジェクトごとにソーシャルメディアを介してフリーランサーを使う」と答えた。