観光業界で2万人の人手が不足=観光芸術文化相

【クチン】 5月1日付けで新型コロナウイルス「Covid-19」抑制のための標準的運用手順(SOP)が見直され海外からの旅行者に対する規制が緩和されたが、ナンシー・シュクリ観光芸術文化相は、観光セクターで1万5,000人から2万人の人員が不足していると懸念を示した。
 ナンシー大臣は、不足している人員の数の推定値は全国観光協会からのデータから得られたとした上で、労働力不足の問題は観光セクターだけでなく、国内の他のすべての産業にも関係していると指摘した。
 また政府がこの問題を解決するため、海外から人員を募集することを含めて対策を検討していることを明らかにし、「我々はこの問題(労働者不足の問題)を内閣に伝え、政府は海外から労働者を連れてくることを承認した」と言明。ただ承認されたばかりであり、いくつかのプロセスを経なければならないため実現には時間がかかるとし、なるべく地元の労働力を活用するよう呼びかけた。
(ベルナマ通信、5月14日)