バングラデシュ労働者の第一陣が到着=人的資源相

【プトラジャヤ】  M.サラバナン人的資源相は9日、バングラデシュ人労働者の第一陣がマレーシアに到着したと明らかにした。第一陣は製造業で雇用されることになっている。バングラデシュ労働者の受け入れは、段階的に行われる予定だ。


 バングラデシュ人労働者の受け入れは、2021年12月19日にサラバナン大臣とバングラデシュのイムラン・アハマド海外居住者福利厚生・海外雇用相が取り交わした覚書に基づくもので、覚書の有効期間は2026年12月までの5年間となっている。


 サラバナン大臣によると、在マレーシア・バングラデシュ高等弁務官事務所は先ごろ、マレーシアの雇用者80人から合計6,000人分のバングラデシュ人労働者の雇用申請を受けたことを明らかにした。バングラデシュ人労働者を雇用したい雇用者は、出入国管理局に人頭税を支払った上で在マレーシア・バングラデシュ高等弁務官事務所に雇用契約書などの必要書類を付けて申請することができる。
(ベルナマ通信、8月9日)