外国人労働者採用のオンライン申請、近く再開=人的資源相

【プトラジャヤ】 M.サラバナン人的資源相は10日、雇用主を対象とした外国人労働者採用のオンライン申請について、まもなく再開するとし、近く日程や詳細を発表すると述べた。 
 サラバナン大臣は、外国人労働者の雇用を希望する経営者に対し、民間の人材紹介会社を利用する場合には、会社が登録されており、人的資源省発行の「1981年民間雇用機関法」で事業ライセンスを取得しているかを確認するよう注意を喚起。申請の手続きを簡素化・迅速化できるなどとうたう第三者や申請手続代行業者に申請や支払いをせず、実際の外国人労働者の必要性に基づき自ら正規ルートで申請するように注意を促した。
 またインドネシアからの家政婦派遣については、サラバナン大臣は、現在インドネシアとの交渉の最終段階にあるものの遅延しており、2月7日もしくは8日に覚書に署名する見込みだと説明。また受け入れ時の費用は、検疫費用や賦課金を含めて1万ー1万5,000リンギになるとした。
 外国人労働者の新規採用については新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大の影響により停止されていたが、12月10日に農業、製造業、サービス業、鉱業・採石業、建設業、家政婦の部門に関して新規採用を許可すると閣議決定された。
(ザ・スター、ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、1月11日、ベルナマ通信、1月10日)