健康診断のための特別休暇導入を検討=保健相

   

【レムバウ】  カイリー・ジャマルディン保健相は11日、健康診断のための特別休暇制度について検討していると明らかにした。


 「直近1年間で成人の約53%が健康診断を受けていない」という調査結果に基づくもの。カイリー保健相は、従業員に健康診断を受けさせるためには、官民双方の協力が必要であり、財務省に対し、特別休暇のための規則を作成するよう促していると述べた。


 カイリー保健相は、勤務時間中は抜け出すことが難しく、また週末は家庭の事情で時間がない人も多く、貴重な有給休暇を使ってまで年1回の健康診断を受けに行く従業員は少ないと言明。従業員の健康状態は経営者にも影響が大きいため、2023年度予算に健康診断受診のための特別休暇を含むよう要望していると述べた。


 保健省は7月に健康診断受診率に関する調査結果を発表。国民の健康への意識がまだ低いとし、150万人の受診を目標とした5カ月間のキャンペーンを開始していた。
(ベルナマ通信、9月11日)