上場企業の独立取締役の任期、最長12年に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)は19日、上場要件の変更と新要件を発表した。独立取締役の任期を累計で最長12年(従来は9年)とする。任期が12年を超える独立取締役は2023年6月1日までに退任しなければならない。社内取締役への役職変更は構わない。
 1部と2部ACE市場の両方に適用する。独立取締役とは企業の内部者から一定の独立性を有している取締役のことで、▽過去2年間、当該企業の役員でない▽当該企業の主要株主でない▽当該企業の執行権のある役員あるいは主要株主の家族でない◇当該企業と重要な取引関係にないーーなどが要件。
 ブルサは新たな規則も導入した。上場企業はグループ内の取締役の任命、再任に際し、取締役会の質、健全性を確保するための適切な方針を立て、2022年1月1日以降、ホームページに掲載しなければならない。上場企業はそうした方針の適用状況を年次報告に掲載しなければならない。
 2021年末の時点で時価が20億リンギある上場企業は2022年9月1日までに、女性取締役を少なくとも1人、任命しなければならない。同額以下の時価の企業には2023年6月1日までの女性取締役任命を求める。