農園部門の外国人労働者承認数は2万970人=農園一次産業省

 

 【クアラルンプール】 シティ・アミナ副農園一次産業相は、18日時点での農園部門での外国人労働者の雇用承認数は2万970人に上ったと明らかにした。


 27日の上院質疑でシティ副相は、アブラヤシ農園の収穫作業には人手が必要なため、人的資源省と内務省に対して、外国人労働者の入国迅速化を働きかけてきたと説明。農園部門は1月から製造、建設、農業、サービス(レストランのみ)部門と共に、外国人労働者雇用促進計画(PKPPA)の対象部門となり、必要性に基づいて15カ国から労働者を雇用できるようになったと述べた。


 シティ副相はまた、長期的計画として農園の機械化・自動化技術の研究および商業化を促進するため、2021年に発足したパーム油機械化・自動化研究コンソーシアム(MARCOP)の強化に注力しているとし、自動化技術の利用拡大により労働量を減らし生産性を高めることを目指していると述べた。
(ザ・サン、3月28日、エッジ、3月27日)