時間あたりの労働生産性、第2四半期は1.1%下降

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局によると、2023年第2四半期の時間当たりの労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は40.6リンギで、前年同期比で1.1%下降した。前期はプラス2.1%だった。
総労働時間は前年同期比で4.0%増の92億9,800万時間(前期はプラス3.5%)。労働者一人当たりの労働生産性は2万3,407リンギで、0.02%増えたが、前期(プラス2.4%)は下回った。労働者数は1,614.6万人で、プラス2.8%となったが、前期の3.1%からは低下した。
労働生産性をセクター別でみると就業時間当たりでは、建設業が3.5%、サービス業が0.1%アップしたものの、鉱業・採石業が6.7%、製造業が3.9%、農業が2.9%それぞれダウンした。
労働者一人当たりの生産性も、建設業が5.2%、サービス業が1.0%上昇したが、鉱業・採石業が3.0%、製造業が2.6%、農業が1.3%といずれも下降した。