マーチャントレード、賃金のデジタル支払い手段として認定

【クアラルンプール】 金融サービスのマーチャントレード・アジアは、マレーシア半島部労働局(JTKSM)から、同社のイーウォレットが賃金のデジタル支払い手段として認定されたと発表した。

 銀行口座を持てない外国人労働者の場合、賃金を受け取る手段は現金や小切手に限られていたが、今後はイーウォレット「マーチャントレード・マネー」への給与振り込みおよび受け取りが可能になる。

 マーチャントレードはオンラインおよび実店舗で送金、為替、イーウォレットなどの金融サービスを提供している。全国の支店数は95店舗、代理店数は490店舗以上。顧客数は500万人で、外国人労働者の母国への送金額は2023年には81億5,000万リンギにまで達している。

 同社の「マーチャントレード・マネー」は、最大2万リンギまで利用でき、送金、携帯電話料金のチャージ、マイクロ保険、QRコード決済、個人間(P2P)送金などのデジタル金融機能を備えている。

 ラマサミー・K・ヴィーラン創業者兼最高経営責任者(CEO)は、賃金のデジタル支払いは世界的に普及しはじめており、マレーシアでの普及を主導できることを誇りに思うと言明。マーチャントレードは、外国人労働者や銀行口座を持たない層のニーズに合わせたエコシステムを構築しており、現金からデジタル支払いへの移行を促進できると述べた。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ベルナマ通信、8月5日)