デジタル人材の給与は堅調に推移、業界団体調査

【クアラルンプール】 デジタル人材の給与増加率は堅調で、マレーシア・テクノロジー産業協会(PIKOM)によると、今年は7.19%、来年は7.12%が予想される。

 オン・チンション会長によると、デジタル技術の採用拡大で、人工知能(AI)、データサイエンス、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティー関連技能を持つ人材需要が顕著に増加しており、これに伴い給与も上昇している。2023年の賃金増加率は13.9%と2桁に達したが、これはウイルス禍のさなか、賃上げが抑制されたための反動だという。

 オン氏は「こうした賃金上昇は、高賃金を提供する国・地域へのデジタル人材の流出問題への対処に欠かせない」とPIKOMデジタル職雇用市場に関する会議で語った。

 PIKOMアドバイザーのウーン・タイハイ氏は「政府の後押し、民間セクターの関与拡大、熟練したデジタル人材の増加を背景に、マレーシアは域内のデジタルリーダーとしての地位を固めつつある」と述べた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、12月4日、ベルナマ通信、12月3日)