雇用主の74%、事業活動拡大を見込む=ヘイズ調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 人材紹介会社ヘイズ・マレーシアによると、マレーシアの雇用主の74%は事業活動の拡大を見込んでいると回答し、調査対象5カ国国の中で最も回答率が高かった。
 トム・オズボーン社長によると、過去2年間にわたる新型コロナウイルス「Covid-19」の流行に伴い、未だ厳しい状態が続いているのにも関わらず、調査ではマレーシア経済は回復基調にあり、楽観的な見通しが高まっていることがわかった。
 昨年の調査では、雇用主のほぼ半数は「採用凍結を始めた」と回答していたが、今回の調査では75%が「凍結しない」と答えた。また半数が「今後12カ月で人員を増やす」と回答。昇給率について、雇用主は「3ー6%」を計画していると回答し、調査対象5カ国平均の「3%」を上回った。
 オズボーン氏は、従業員は新たな挑戦、医療保険や手当などより良い福利厚生、キャリアアップのために転職先を探していると指摘。雇用主はコミュニケーションや問題解決、チームワークなどの能力のほか、技術や分析、管理スキルの高い人材を求めていることから、それらの能力を持った人は有利であるとした。
 同調査は、2021年10月から11月にかけてマレーシアや日本、シンガポール、中国、香港5カ国・地域において9,500人の雇用主を対象に実施された。