昨年の昇給率、「変化なし」が最多=ヘイズ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメントは、アジア5カ国・地域における「ヘイズ・アジア給与ガイド」を発表した。マレーシア従業員の過去1年の昇給率は「変化なし」が最も多く、33%だった。
「3ー6%」が28%、「3%以下」が21%、「6ー10%」が7%、「減少」が7%、「10%以上」が4%だった。
今後1年間での昇給率予想で最も多かったのは、「変化なし」で、回答率は42%だった。それに「3ー6%」(24%)、「3%以下」(21%)、「減少」(5%)、「6ー10%」(5%)、「10%以上」(3%)ーーが続いた。
今年の国内経済の見通しついて、マレーシア人回答者の42%が「悪化する」と答え、「横ばい」が38%、「強化する」が20%となった。
新型コロナウイルスの感染拡大による影響については、売上や利益にマイナス影響があったとの回答が54%、改新や創造性にプラス影響があったとの回答は34%となった。
採用の凍結期間について、「無期限」、「6カ月間」との回答はそれぞれ21%、「3カ月間」は10%となった。
同調査は、2020年10月から11月にかけて中国、香港特別行政区、日本、マレーシア、シンガポール5カ国において9,660人を対象に実施された。

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