6月の購買者景気指数、39.9に大幅ダウン=IHS調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 英系情報会社IHSマークイットは、2021年6月の「マレーシア工業購買担当者景気指数(PMI)」が51.3から39.9に大幅に下降したと明らかにした。
IHSによると、新型コロナウイルス「Covid-19」感染症を封じ込めるために規制が強化されたことを受けて、6月の景況感は大幅に下落し過去最低の水準となった。今後1年間の見通しに関する指数は、2020年3月以来の低さとなり、製造業が悲観的になっていることが明らかとなった。懸念として、新型コロナ感染症の収束見通しの不透明さ、それに伴う需要や供給の混乱が上がった。しかし感染状況が落ち着くことによる需要回復への期待する企業もあった。
6月の生産量と新規注文の指数も、2020年4月以来の低い下落幅となった。海外からの需要も低下し、輸出の売り上げも減少したという。労働者数については、失業率は前月とほぼ横ばいとなったが、新規雇用数は微減となった。6月の投入コストは、13カ月連続で上昇した。コストの負担が上昇したため、部分的に顧客に転嫁する動きもあったという。
マレーシアPMIは製造業者約400社の購買担当者を対象としたアンケート調査に基づいたもので、▽新規注文▽生産量▽雇用▽サプライヤー納期▽在庫——の5つの指標の加重平均で算出。50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が継続すると景気減速を示している。

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