労働生産性、第2四半期は12.8%低下
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局によると、2021年第2四半期(4ー6月)の時間当たりの労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は40.5リンギで、前年同期比で12.8%下降した。前期はプラス0.4%だった。
総労働時間は33.2%増の83億700万時間で、前期の0.8%減から下げ止まった。労働者一人当たりの労働生産性は2万2,117リンギで、前年同期比プラス13.6%となり、前期(マイナス0.4%)から改善した。労働者数は1,520万7,000人で、前年同期比2.2%増加した。
時間当たりの労働生産性をセクター別でみると、サービス業は15.9%、農業は15.6%、建設業は7.8%、鉱業・採石業は7.1%、製造業は4.2%それぞれダウンし、全てのセクターで生産性が低下した。
労働者一人当たりの労働生産性をセクター別でみると、建設業は37.6%、製造業は23.2%、鉱業・採石業は14.1%、サービス業は11.0%それぞれアップしたが、農業のみ3.3%低下した。