アブラヤシ業での外国人労働者の雇用、内閣が原則許可

【マラッカ】プランテーションなど一次産業では労働者不足が深刻なことから、農園・一次産業省(MPIC)は外国人労働者の凍結解除を内閣に要請している。2万の外国人労働者の確保が必要だという。
一次産品業は経済部門のうち外国人労働者への依存度が最も高い。モハマド・カイルディン大臣によると、アブラヤシプランテーションに関し、外国人労働者を雇用してよいとの原則承認を内閣から得た。今後は木材産業での外国人労働者採用を内閣と交渉するという。
労働者不足の軽減を狙いに同省は国民に一次産業への就業を促すため金銭支援など優遇措置を講じており、訓練課程も提供している。
外国人労働者確保と並行して、省として自動化、デジタル技術の採用を推進し、外国人労働への依存軽減を図る。
このため省傘下の木材業振興機関、マレーシア木材委員会(MTC)は開発資金のうち280万リンギを業界転換計画に充当する。
(ベルナマ通信、5月6日)

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