農園での外国人労働者雇用、28日よりオンライン申請開始

【プトラジャヤ】 M.サラヴァナン人的資源相は15日、農園での外国人労働者の雇用について、農園からのオンライン申請を1月28日より開始すると発表した。上限3万2,000人を受け入れる。
 申請は外国人労働者集中管理システム(FWCMS)から行える。なお、上限に達した後の農園での雇用申請および農園以外の部門の雇用申請は、2月15日から開始される。
 サラヴァナン大臣はまた、雇用主に対し、外国人労働者受け入れのための標準運用手順(SOP)を遵守するように注意を促した。SOPは、出発前、到着時、到着後(隔離)、隔離後の4段階に分かれているという。すべての外国人労働者は7日間の隔離を行ない、その間に新型コロナウイルス「Covid-19」のスクリーニング検査を2回受ける必要があるが、その費用は雇用主が負担する。現在、すべての検疫センターおよび隔離用ホテルは首都圏クランバレーにあり、1万人の収容が可能だという。
 農園での外国人受け入れ再開については、昨年9月にワクチン接種済の3万2,000人の入国を認めることが発表されていた。農業、製造業、サービス業、鉱業・採石業、建設業、家政婦の部門に関しても12月に新規採用を許可すると閣議決定された。
(ベルナマ通信、1月15日)