外国人労働者雇用、隔離枠の予約を開始=人的資源相

【プトラジャヤ】 M.サラバナン人的資源相は2日、外国人労働者の雇用について、入国予定の外国人労働者の隔離枠が今月から予約可能であると明らかにした。すべての外国人労働者は指定施設で7日間の隔離を行なうことになっている。
 事前に外国人労働者が自国で健康診断を受けることが条件で、外国人労働者集中管理システム(FWCMS)を通じて照合番号付きビザ(VDR)が発行された後に、雇用主が隔離枠の予約を開始できる。VDRは外国人入国のために在外マレーシア代表部が発行するビザで、出入国管理局による認可を受ける必要がある。
 外国人労働者の隔離を行なう検疫センターは、国家災害管理局(NADMA)が民間検疫センターとして承認した首都圏クランバレーのホテル。隔離にかかる費用は、宿泊費、飲食費(1日3食)、検疫センターまでの交通費、隔離中の新型コロナウイルス「Covid-19」の検査費を含め、2,000-3,000リンギ。
 外国人労働者雇用のオンライン申請は2月15日に開始され、3月2日までに合計17万1,133件の申請があった。そのうち製造業は11万8,967件、次いで▽サービス業(2万1,040件)▽農園(1万5,787件)▽建設(1万2,252件)▽農業(3,087件)ーーとなっている。
(ベルナマ通信、3月2日)