有給休暇の取得率、マレーシアは80%=エクスペディア調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 オンライン旅行会社のエクスペディアは28日、「有給休暇の国際比較調査」を発表した。マレーシアにおける2021年の有給支給日数は15日、取得日数が12日で、取得率は80%となったことがわかった。世界16カ国・地域中で8番目に取得率が高かった。
 最も有給取得率が高かったのはタイで111%(支給日9日、取得日10日)となった。それに台湾(107%、支給日14日、取得日15日)、カナダ(93%、支給日15日、取得日14日)、ドイツ(93%、支給日30日、取得日28日)が続いた。日本の支給日数は20日、取得日数は12日で取得率は60%となり、3番目に取得率が低かった。最も取得率が低かったのはオーストラリアとニュージーランドで50%と並んだ。ちなみに隣国シンガポールは67%で、支給日は15日、取得日は10日だった。
 同調査は、昨年12月14ー30日にかけて、マレーシアの他、日本、アメリカ、カナダ、メキシコ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、オーストラリア、 ニュージーランド、香港、シンガポール、韓国、タイ、台湾を対象にインターネットで実施された。1万4,544人が回答した。