SOPの運用及び罰則規定に関するQ&A

新型コロナウイルスの感染者数が急増している中、マレーシアの日系企業の皆様より最近弊社に頂いたご質問の中から、SOPの運用及び罰則規定に関するものと、弊社の見解をご紹介致します。

SOPの運用について

コロナ禍での会社のSOPの運用とその罰則規定に関して、どれくらい厳しくしてもいいのか?

弊社見解

社内のSOPに関しては、通常のSOPより厳しい処置を行って頂いても構いません。またそれに違反した場合の懲戒処分も会社で決めて頂いて大丈夫です。
但し、それらのSOPやその罰則規定に関しては、事前に従業員全員に説明会等を開いて十分に理解させた上で実行して下さい。
懲戒処分に関しても、労使協調の観点に立った判断をして下さい。昇給や賞与に反映させるやり方が一番妥当と考えます。

警告書の発行について

SOPを守らなかった従業員が原因でコロナ感染者が多数出て、会社の売上げが落ちた場合、 無給休暇は可能か。
また、警告書を出せるか?

弊社見解

基本的に従業員の承諾なしの無給休暇は強制出来ません。承諾なしの無給休暇を強行した場合、後に誘導解雇になる可能性が高くなります。
警告書の発行は、従業員に過失があった訳ではないので難しいと思います。
今後に備え「SOPを守らずコロナ陽性又は濃厚接触者となり工場が稼働出来ない事態になった場合は無給休暇とする」旨の同意書を作成し、従業員へ説明の上、承諾を得るのが良策です。

給料の支給について

コロナに感染した場合や濃厚接触者になり出勤出来なくなってしまった場合、給料の支給について国の決まりはあるか?

弊社見解

MEF(マレーシア経営者連盟)が直近で出した声明ではガイドラインとして:
◎コロナに感染した場合は:MC消化 → 有給休暇消化 → 有給休暇の追加支給
◎濃厚接触で自宅隔離になった場合:給与5割支給 又は MC消化 → 有給休暇消化

となっています。

いずれにしても、労使協調に則ったやり方が妥当と思います。

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