サイムダービー農園、外国人労働者の呼び戻しを開始

【ペタリンジャヤ】 サイムダービーの農園子会社、サイムダービー・プランテーションは、帰国中の外国人労働者をマレーシアに再び呼び戻すための試験プロジェクトを開始。8日にチャーター便を飛ばしてバングラデシュ人労働者123人をマレーシアに移送した。
新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大に伴う外国人労働者の大量帰国とそれに続く新規外国人雇用の凍結によって深刻化した人手不足への対策の一環で、マレーシア政府の協力で実現した。マレーシアに戻る外国人労働者は標準的運用手順(SOP)に厳密に従うことが求められている。全員が出発3日前にスクリーニングを受けて陰性を確認しており、マレーシア到着後も7日間の隔離を受けることになっている。
マレーシアは、建設、製造、農園、農業などの分野でバングラデシュ、インドネシア、ネパールなどの外国人労働者に依存しており、労働人口は正規雇用だけで約200万人に上っている。しかしコロナで大量帰国が起きたことに加え、昨年6月に人的資源省が新規雇用を全面的に凍結したことから、各セクターが深刻な人手不足に瀕している。
(ロイター、フリー・マレーシア・トゥデー、4月8日)

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